《伯爵与妖精》卷八第二章雪水晶的童话故事5
|悪い妖精(アンシーリーコート)と分類される彼らは特に、妖精をよく知る者にとってもはかりしれない存在だから、安易に結婚など勧められない。
格鲁比被归类为邪恶妖精,所以对于了解妖精的人来说是避之唯恐不及的存在,莉迪雅实在无法轻率认同人类和格鲁比的婚姻。
「でも、バカね。彼が変わってなくても、わたしは変わってしまった。今のわたしを見て、彼はがっかりしてたんでしょうね。やさしいから、そんなふうに言えなかったんだわ」
“我真傻,就算他的心意没变,我却变成了一个老太婆,他看到现在的我一定会大失所望对吧,不过他不会说出口的,因为他总是这样地温柔。”
ルースは、自分のひざに置かれたリディアの手に、雪水晶(ゆきすいしょう)のペンダントを見つけ、小さくため息をついた。
露丝看到莉迪雅放在自己膝盖上的手中握着雪水晶吊饰,不禁轻轻地叹息道:
「未練がましくこんなものを大事にしてたから、彼もわたしを不憫(ふびん)に思ったのかしら」
“因为我对他始终无法忘怀,才会谨慎地收藏他送的礼物,他一定觉得我很可悲吧。”
リディアの手からそれを受け取り、ルースは鎖(くさり)をはずす。雪水晶だけを、そっと口元へ運ぶ。
露丝拿起莉迪雅手中的雪水晶并取下链子,准备将它放入嘴里。
「な、何するの?」
“你、你要做什么?”
「飲み込んでしまえば、溶けて消えるんですって。そうすれば、彼にはもうわたしが見えなくなる。……もっと早く、こんな年老いた姿を見られる前に、そうしておけばよかった」
“听说只要将它吞下去,就会融化消失,这么一来,他就再也找不到我了……我早该在他看到我年华老去的模样之前这么做的。”
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