《伯爵与妖精》卷八第二章雪水晶的童话故事5
「でも、ルースが知ってるかもよ」
“不过,露丝应该知道吧。”
言って彼は、あごをしゃくって戸口の方を示した。
尼可说完便抬起下巴指着门口的方向。
隣室(りんしつ)で休んでいたはずのルースが、目覚めたらしく、戸惑(とまど)い気味の表情で立っていた。
本来在隔壁房间休息的露丝不知何时已经苏醒,满脸困惑地伫立在那里。
「ルース、気がついたの。気分はどう?」
“露丝,你醒过来了啊,感觉如何?”
駆(か)け寄り、手を引いてソファに座らせる。
莉迪雅跑到她身边,并且牵住她的手让他坐在沙发上。
ぼんやりした様子で、彼女はほどけた白い髪を、自分のものかと確認するように指ですくった。
露丝茫然地用手指摸着散乱的白发,仿佛在确认这是自己现在的模样。
「忘れていたわ。わたしはもう、年老いてしまった。彼のもとへ行くことなんて、できやしないのね」
“我都忘了自己已经这么老了,再也无法见他了,”
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