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《伯爵与妖精》卷十第七章新的誓约4

时间:2012-12-21 13:19:24  来源:可可日语  作者:ookami

「ロタは知っているはずだ」

“萝塔应该知道怎么做。”

もし砲弾の火花で、火薬が爆発したりしたら、ロタの船も巻き込まれる。なのにまた、轟音(ごうおん)とともに砲弾が発射される。

如果炮弹的火花引起火药爆炸,那么萝塔的船也会被卷进去。然而伴随着轰鸣声,炮弹再次发射了。

次の瞬間、船にたたきつけるような波しぶきが立った。

可下一个瞬间,浪花便打在了船上。

「ケルピー?」

“格鲁比?”

そのとき川面へ飛んだ、黒い馬の姿をみとめ、リディアはつぶやく。

看着在河面上飞行着的熟悉的黑马。莉迪亚嘟囔着。

そうして気づく。まともに波をかぶった"箱船"は、砲弾にあけられた側壁(そくへき)の穴から浸水(しんすい)し、水浸(みずびた)しになったに違いなかった。

这时他们注意到,格鲁比掀起波浪打在“方舟”上,水从被炮弹轰开的侧壁洞中进入。那里必定会浸水的。

「そうか……、火薬は濡(ぬ)れれば役に立たない」

“哦,那样啊……如果火药被浸湿那就没法用了。”

エドガーが言うとおり、このときとばかりにロタは、自らの船をぶつけるようにして、"箱船"を止めようとしているのだった。

爱德格说道,好像萝塔认为到时候可以用自己的船制止方舟。

しかし"箱船(ジ·アーク)"は、ロンドンブリッジへ向かって進み続けている。たとえ火薬が爆発しなくても、橋にぶつかったとたん、船はバラバラになって人質(ひとじち)を乗せたまま沈(しず)んでしまうだろう。

不过方舟却继续朝着伦敦桥前进。即使火药不爆炸,一旦撞上桥,船就会变得七零八落。那些人质也会随之一起沉没吧。

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