《伯爵与妖精》卷十第七章新的誓约4
「ロタは知っているはずだ」
“萝塔应该知道怎么做。”
もし砲弾の火花で、火薬が爆発したりしたら、ロタの船も巻き込まれる。なのにまた、轟音(ごうおん)とともに砲弾が発射される。
如果炮弹的火花引起火药爆炸,那么萝塔的船也会被卷进去。然而伴随着轰鸣声,炮弹再次发射了。
次の瞬間、船にたたきつけるような波しぶきが立った。
可下一个瞬间,浪花便打在了船上。
「ケルピー?」
“格鲁比?”
そのとき川面へ飛んだ、黒い馬の姿をみとめ、リディアはつぶやく。
看着在河面上飞行着的熟悉的黑马。莉迪亚嘟囔着。
そうして気づく。まともに波をかぶった"箱船"は、砲弾にあけられた側壁(そくへき)の穴から浸水(しんすい)し、水浸(みずびた)しになったに違いなかった。
这时他们注意到,格鲁比掀起波浪打在“方舟”上,水从被炮弹轰开的侧壁洞中进入。那里必定会浸水的。
「そうか……、火薬は濡(ぬ)れれば役に立たない」
“哦,那样啊……如果火药被浸湿那就没法用了。”
エドガーが言うとおり、このときとばかりにロタは、自らの船をぶつけるようにして、"箱船"を止めようとしているのだった。
爱德格说道,好像萝塔认为到时候可以用自己的船制止方舟。
しかし"箱船(ジ·アーク)"は、ロンドンブリッジへ向かって進み続けている。たとえ火薬が爆発しなくても、橋にぶつかったとたん、船はバラバラになって人質(ひとじち)を乗せたまま沈(しず)んでしまうだろう。
不过方舟却继续朝着伦敦桥前进。即使火药不爆炸,一旦撞上桥,船就会变得七零八落。那些人质也会随之一起沉没吧。
相关阅读
- 《伯爵与妖精》片尾曲~My Fairy~08-26
- 魔幻小说:《伯爵与妖精》卷一第三章3.409-09
- 魔幻小说:《伯爵与妖精》卷一第三章3.611-16
- 魔幻小说:《伯爵与妖精》卷一第四章4.209-10
- 魔幻小说:《伯爵与妖精》卷一第四章4.309-19
- 魔幻小说:《伯爵与妖精》卷一第五章5.809-26