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日语美文朗读版:竹取物语--辉夜姬的出生

时间:2011-04-12 17:02:46  来源:可可日语  作者:nvwu

竹取物語

かぐや姫おひたち

今は昔、竹取の翁といふものありけり。野山にまじりて、竹を取りつゝ、萬づの事に使ひけり。名をば讃岐造麿となむいひける。その竹の中に、本光る竹一筋ありけり。怪しがりて寄りて見るに、筒の中光りたり。それを見れば、三寸ばかりなる人、いと美しうて居たり。翁いふやう、「われ朝夕毎に見る竹の中に、おはするにて知りぬ。子になり給ふべき人なめり」とて、手に打入れて家に持ちて來ぬ。妻の嫗に預けて養はす。美しきこと限りなし。いと幼ければ籠に入れて養ふ。

竹取の翁この子を見つけて後に、竹を取るに、節を隔ててよ毎に、金ある竹を見つくること重なりぬ。かくて翁やう/\豐になり行く。この兒養ふ程に、すく/\と大になりまさる。三月許になる程に、よき程なる人になりぬれば、髮上などさだして、髮上せさせ裳著す。帳の内よりも出さず、いつきかしづき養ふ程に、この兒の容貌清らなること世になく、家の内は暗き處なく光滿ちたり。翁心地あしく苦しき時も、この子を見れば苦しき事も止みぬ、腹立たしき事も慰みけり。翁竹を取ること久しくなりぬ。勢猛の者になりにけり。この子いと大になりぬれば、名をば三室戸齋部秋田を呼びてつけさす。秋田、なよ竹の赫映姫とつけつ。此の程三日うちあげ遊ぶ。萬づの遊をぞしける。男女嫌はず呼び集へて、いとかしこく遊ぶ。

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