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双语阅读:小说版《一公升的眼泪》第17回研究病情

时间:2012-07-24 15:53:41  来源:可可日语  作者:ookami

   炎天下の屋上で、十六ミリの撮影をした。体とてもつらかった。
   PT.川端、わたしはやっぱりロボット式でないと歩けません。悲しいな。
   一服した時、PT.川端は子供のころの話をしてくださった。
「屋上からしょんべんをして、先生の頭にひっかけてぶんなぐられた」
   誠に豪快なるいたずら......わたしには真似できんことだけど、むずむずと何かやりたくなる気持ちがわいてきた。木に止まっているアブラゼミ(いずれも♀)をすばやくつかまえる技があったのよ。
   セミの脱皮のことをセミヌードだって!
   やっぱり男だなあと思った。

   熱がでる。三九度二分。死んでしまうのではないか?いや、病気になんか負けてたまるか!母と家が恋しくなった。
   くそっ!ふんばろうとしたところでいつもこうなんだ。精神と肉体のアンバランスが、どこまでもつきまとうような予感がする。
   このまま年をとるのがこわい。今十六歳。
   あと数本で注射も終わり。そして一応退院。普通ならこれで晴れて万万歳となるところ、わたしは違う。注射を始めたころは副作用(はき気?頭痛)に悩まされた。先生は効果はあったと言っているが、以前のように正常歩けるようになると期待していたわたしは、よくなったと思えない。
   生徒手帳の他に、身体障害者手帳(三級)がふえた。
   運動神経を支配する小脳の細胞が、何物かによって動きが悪くなってくる病気で、百年くらい前に、初めて報告された病気だという。病気は、どうしてわたしを選んだのだろう。
   運命という言葉では、かたづけられないよう!

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