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双语阅读:小说版《一公升的眼泪》第15回

时间:2012-07-20 15:45:37  来源:可可日语  作者:ookami

入院

高校に入学して初めての受診。東名高速道路で行っても二時間はかかるので、朝早く出発。
先生に伝えたいことをメモしておこう。
一 歩きづらくなった。物につたって歩かないと転ぶ。足がつっぱって運びにくい。特に朝はいかん。
二 ご飯を急いで食べるとき、お茶を飲む時に、よくむせてしまう。
三 ひとり笑いをよくする。(ニタニタした感じ)。これは、何が面白いと弟に言われて、ハッと気がついた。
四 私は、どういう病気ですか?
いつものように長く待たされた後、祖父江先生と三人の若い先生の診察を受けた。
運動神経や反応を診\るためか、曲げ伸ばし、たたく、歩かせるなど、いつもといっしょのことをやる。
母が私のメモを手短に伝え、普通高校で級友の手助けのもとに通学していることも伝えた。
診察を終えて、先生は、「夏休みを利用して、一度入院しましよう。検査と治療の目的でね。帰りに入院手続きをしていくように」と、ひとこと。
ウヘェー、入院。エライコッチャ。今の状態から脱出できればこれも辛抱じゃ!と、あっさり受け入れたつもりだったが、いったい私の体はどうなっとるんだ。何かがこわれかかっているんだ。早く修繕せんとえらいことになる。こわい。第四の質問は、入院まで保留と言われた。
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帰りの車中で母にたずねた。
「名大(名古屋大学付属病院)っていい病院?きっと治してくれる?高校生になって初めての夏休みなので、やりたいことがいっぱいあるから短いほうがいい」
「亜也、これからも体のことで気づいた点はメモしておきんね。どんな小さなことでも必ず話すんだよ。治療の助けになるからね、そうすれば入院は短くてすむかもしてないよ。入院も長い人生の一時と思えば、いい体験として残るよ。それより、お母さんは、日曜日しか行けないから、洗濯も無理せん程度に自分でやるんだよ。下着はたくさん買ってあげるけど、帰ったらほかに入用なものを書き出して準備せんといかんね」
途中、岡崎インターチェンジを出て、おばちゃん(母の妹)の家へ寄った。母が説明するのを聞いていたら、涙が出てきた。
「どんなことをしてでも治してやりたい。名大病院でダメなら、東京へでもアメリカへでも、亜也の病気を治してくれるところを探し出す」と言う母の言葉に...。
おばちゃんは、「亜也ちゃん、早く治そうね。今じゃあどんな病気でもたいてい治るんだから、それメソメソしとったら、効く薬も効かんくなるからね。おばちゃんもちょくちょく行ってあげる。用事があったら電話しなさい。すっとんでくから、何も心配せんと頑張りなよ」
と言ってティシュペーパーを取り出し。
「はよう鼻かんでジュースを飲みん。涙と鼻汁が入ったら、しょっぱくなるに」と笑わしてくれた。
後、二ヶ月のことだけど、時間よ止まれ!亜也の病気もいっしょに止まれ!

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