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《伯爵与妖精》卷十二第三章学者与妖精-世界尽头之岛17

时间:2013-03-25 13:26:57  来源:可可日语  作者:ookami

煙水晶の表面に映り込んだ空が、そして七色の輝きが、スタンディングストーンの並ぶこの空間を、ますます神秘的に彩(いろど)るのだった。

在烟水晶的表面映照出的天空,闪烁着七色的光辉,使这片立石林立的空间,越发显得神秘莫测。

けれど、虹……だっただろうか。

当真,……是彩虹吗?

記憶とのかすかな齟齬(そご)を感じ、フレデリックは眉(まゆ)をひそめた。

弗雷德里克皱起了眉,努力搜寻着模糊的记忆。

あのとき眺(なが)めた空は、もっと暗かった。そこに揺(ゆ)らめいた光は、地上を照らすほど明るく、うねるように姿や色彩を変化させた。

那个时候看见的天空要更昏暗一些。摇曳不定的光带将大地映照得一片明亮,绚烂的色彩随着起伏的身姿不断变化。

はじめて目にするような不思議なもので……。

他象是第一次看到这样不可思议的东西……。

はっとして、彼はアウローラの方に振り返った。

他突然回头看着奥萝拉。

「どうしたの?」

「怎么了?」

彼女はやわらかく微笑んでいるだけだ。

她只是温柔地微笑着。

あのときもそうだった。"妖精"の少女はずっと笑っていた。フレデリックにしてみれば、自分と話している女性が(妖精だけれど)、楽しそうにしているということはかつてない経験だった。

那个看起来非常可爱的"妖精"少女也是一直象这样微笑着。弗雷德里克仍然不能确定这个女孩子到底是不是妖精,他十分确定的只有一件事,自己从来没有这样快乐过。

"名前は?"フレデリックはそう訊(き)いた。

『你叫什么名字?』当时的弗雷德里克问道。

少女は空を指さした。

少女的手指向了天空。

空を彩る光のベールは。

是那片覆满整个天空的绚丽薄纱吗?

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