《伯爵与妖精》卷十一第六章蓝玫瑰般的贵妇人2
思いがけずアニーが泥棒(どろぼう)扱(あつか)いされそうになって、ルシンダはあせっているようだ。
安妮意外被当成小偷,露辛达似乎有点着急。
「なら、アニーを問いつめねばならない。アシェンバート卿、娘のためにお手数をかけましたな。彼女はどこに?」
「那就得质问安妮才行了。艾歇尔巴顿伯爵阁下,我女儿的事情给您找麻烦了,安妮在哪里?」
コンスタブル卿は、今までになく態度をやわらげた。エドガーがルシンダのためにアニーをさがしだしたと信じているのだろう。
康斯太勃阁下表现出至今没有过的温和态度,或许因为他相信爱德格是为了女儿将安妮找出来的。
「こちらです。逃げないように見張っていますので、いっしょに来ていただけますか」
「请往这里,我为了不让她逃走而派人看守,可以请您一起过来吗?」
そうして、エドガーがふたりを連れていったのは、屋敷のいちばん端(はし)にある部屋だった。
爱德格带两人来到的是宅邸最偏远的房间。
人が来そうになく、少々騒がしくても大丈夫だろうと思われる場所だ。
这是个不常有人过来,所以就算稍微吵闹也无妨的地方。
勝手にドアを開けたエドガーが、中へ入っていくと、火を入れた暖炉(だんろ)のそばでレイヴンが待っていた。
爱德格任意将门打开走了进去,雷温正在升起火的暖炉旁等待。
「アニー……」
「安妮……」
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