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《伯爵与妖精》卷十第三章方舟和谜之妖精5

时间:2012-11-22 13:19:09  来源:可可日语  作者:ookami

「失礼しました、レディ」

“失礼了,女士。”

「いえ……、わたしの方こそ、後ろも見ずに立ち上がろうとしてしまって……」

“不,我也有不是……没有看见后面就起来了。”

エドガーがもうしわけなさそうなまなざしを向けるだけで、相手の女性は頬を染める。

爱德格看她只是简单说了一句话,脸颊上就泛起了女性的红晕。

「手袋がよごれませんでしたか?」

“手套没弄脏吗?”

彼女がテーブルに手をついたひょうしに、カップが倒れたのだ。クロスにコーヒーのしみが広がっている。

在她用手支桌子的时候,茶杯被打翻了,手套上沾染到了咖啡的污迹。

エドガーは、さっと彼女の手を取って確かめるそぶりをする。

爱德格像确认一样牵起了她的手。

「ああ、すみません。僕のせいです。ご迷惑(めいわく)でなければ、お名前をお聞かせください。新しいものを届けさせていただきますが」

“哎呀,对不起。都怪我,能麻烦告诉我您的芳名吗?请让我送来新的。”

手を握ったまま、またじっと彼女を見つめる。

他握着她的手,一动不动地凝视着她。

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