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《伯爵与妖精》卷三第三章绯月、白月3.10

时间:2011-12-13 11:54:09  来源:可可日语  作者:ookami

「そうなのか? あの、〝月〟を横取りしやがった奴か?」

「是这样吗?是那个夺走『月亮』的家伙啊?」

横取りって、あなたが間違ってはめたんでしょうに。

夺走?是你不小心将戒指套在他手上吧。

「エドガー、いいかげんなこと言わないで」

「爱德格,不要再胡说八道了。」

「きみが彼を好きになるなら、潔(いさぎよ)く身を引くよ。せめて嫌われたくないからね」

「如果你喜欢他的话我会毫不犹豫地退出,不过我希望你至少别讨厌我。」

そんなふうに言われてしまうと、リディアは反論できなくなった。

被他这么一说莉迪雅变得无法辩驳。

違うと強く言えば、エドガーに対し誤解を解こうと必死になっているみたいではないか。

如果极力辩解的话,不就变成她拼命地在向爱德格解释误会吗?

彼が誤解していようと、おもしろ半分の口説き攻勢をやめてくれるなら願ったりのはずだ。

不过只要他能停止半开玩笑的追求攻势,就算变成误会也好。

そうよ。ポールはとてもいい人だし、本当に好きにならないとも限らない。

没错,波尔是个大好人,所以自己也有可能喜欢上他。

けれどなぜか、妬(や)いてくれないんだ、とリディアは落胆(らくたん)を感じている。

但是,为什么他不再嫉妒了呢?莉迪雅感到有点失落。

エドガーの口説き攻撃がないのは物足りないような……。

如果少了爱德格的追求攻势,生活似乎就像缺少了什么......

てか、そんなはずないじゃない。ちょっと拍子抜けしただけで。

不,才没这回事!自己只不过是有点松懈罢了。

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