《伯爵与妖精》卷十一第七章妖精们的宝石箱7
イブニングドレスで盛装(せいそう)した人々の中、髪も結(ゆ)っていないのでは笑われるのも無理はない。そう思いながら、気後(きおく)れしてリディアはうつむいた。
在穿着晚礼服的盛装宾客当中,莉迪雅连头发都没有扎起来,会因此被嘲笑也没办法。莉迪雅如此思考着,并因为怯懦而低下了头。
青い薔薇の貴婦人が、リディアに何か言った。
戴着蓝蔷薇的贵妇对莉迪雅说了一些话。
彼女が促(うなが)す方に顔を向けると、エドガーがいた。
莉迪雅将头转向贵妇要她看的方向,结果看到了爱德格。
こちらへ近づいてきたかと思うと、ひざまずくからリディアは驚く。
本以为他要往这里走来,没想到却突然跪了下来,使得莉迪雅惊讶不已。
そうして、お姫さまにでもするように、手袋もない手に口づける。
接着他就像对待公主一样,亲吻莉迪雅没戴上手套的手。
『ミス·カールトン、踊っていただけますか?あなたのフィアンセと』
『克鲁顿小姐,您愿意与我共舞吗?与您的未婚夫一起。』
エドガーに手を取られ、見つめられるだけで、リディアは自分の格好(かっこう)など気にならなくなった。
一被爱德格牵起手凝视,莉迪雅便觉得自己的打扮怎样都无所谓了。
どんなにきらびやかな宝石よりも、彼はリディアを、とくべつな女の子にしてくれる。
他会让莉迪雅成为比任何绚烂宝石都特别的女孩。
彼が、とくべつに大切に想(おも)ってくれるかぎり、|灰かぶり(シンデレラ)がお姫さまになる魔法は解(と)けたりしない。
只要他特别重视莉迪雅,灰姑娘变成公主的魔法就不会解除。
リディア。
莉迪雅。
エドガーのささやき声が、耳元で聞こえる。
爱德格的低喃在耳边响起。
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