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《伯爵与妖精》卷十一第五章误会重重的二人7

时间:2013-01-25 10:30:45  来源:可可日语  作者:ookami

覗(のぞ)き込もうとするから、また目をそらしてしまうリディアに、彼は小さなため息を残し立ち上がった。

因为爱德格想要窥视她的脸,所以莉迪雅又将视线移开,而他轻轻地叹了口气之后站了起来。

「すぐ戻る」

「我马上回来。」

寝室のドアが閉まる。向こうにあるドレッシングルームに、エドガーはルシンダを招(まね)き入れたのか、彼女の声がリディアにも聞こえた。

寝室的门关了起来。大概是爱德格请露辛达进入门另一头的更衣室,所以莉迪雅也听得见她的声音。

「アシェンバート伯爵、助けてください。アニーがいなくなってしまったんです!」

「艾歇尔巴顿伯爵,请您帮帮我,安妮不见了!」

涙混じりの声だった。

呜咽的说话声传了过来。

「アニー?ああ、きみの小間使(こまづか)い?」

「安妮?喔~~是你的侍女吗?」

「お父さまの部屋へ行ってくるよう用事を言いつけたんです。なのに、アニーは来てないってお父さまは言うし、もう一時間も戻ってこなくて……」

「我派她去父亲大人的房间办事,不过父亲大人说安妮没有过去,而且她已经一个小时没回来……」

「もう少し待ってみては?ちょっと息抜きしているだけかもしれないし」

「再稍微等一下如何?说不定她只是去透透气了。」

「いいえ伯爵、こんなこと、今までになかったわ。何かあったとしか思えません。だって、このお屋敷には宝石|泥棒(どろぼう)がいるもの」

「不,伯爵,这种事情以前都没发生过,我认为她一定出了什麼事,因为这栋宅邸里有宝石小偷呀。」

どきりとし、リディアは息を詰めた。

莉迪雅吓了一跳然后屏住呼吸。

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