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双语阅读:《白夜行》第三十九回

时间:2011-10-25 07:24:38  来源:可可日语  作者:Anna

    他无视她的存在,吃起猪排饭。

    “我可以喝啤酒吗?”奈美江问。

    随便你——他扬了扬下巴,似乎是对她这么说。她在他对面坐下,打开一罐,大口喝起来。

    “你住在这里?”

    他默默吃着。

    “你没跟爸妈住一起吗?”她进一步问。

    “一下子生这么多问题出来啊。”他轻笑一声,看来无意回答。

    “你为什么要打那种工?为了钱?”

    “不然呢?”

    “你自己不下场?”

    “必要的时候会。像今天,如果大姐你没回去,就由我来陪。”

    “你很庆幸不必和我这种欧巴桑上床?”

    “少了收入,失望都来不及。”

    “好大的口气,根本就只是小孩子在玩。”

    “你说什么?”他狠狠地瞪着她,“再说一遍看看?”

    奈美江咽了一口口水。他的眼里蕴藏着意想不到的狠劲,但是,她不想让他以为他的气势压倒了她:“你只是当太太夫人的玩具当得很高兴而已。恐怕对方还没满足,自己就先忍不住了。”

    亮喝着啤酒,没有回答。但是,把啤酒罐放在桌上的一刹那,他站了起来,以野兽般的敏捷扑向她。

    “住手!你干什么!”

    奈美江被拖到和室,一下倒在地上。她的背脊撞到榻榻米,一时间几乎无法呼吸。她想挣扎起身时,他再度扑过来,牛仔裤的拉链已经拉下。

   “有本事就让它射啊!”他说,双手夹住奈美江的脸,把阳具顶到她面前。“用手用嘴随便你,用下面那个也可以。你以为我撑不了多久是不是?那你就试试看!”

他的阳具迅速在眼前勃起,开始鼓动,血管毕露。

    奈美江双手推着他的大腿,同时头使劲后仰。

    “怎么?被小孩吓倒了?”

    奈美江闭上眼睛,呻吟般地说:“别这样……对不起。”

    几秒后,她的身体被推开。抬头一看,他正拉起拉链走向餐桌。他坐下来,继续吃饭。从筷子的动作看得出他的烦躁。

    奈美江调整呼吸,把凌乱的头发往后拢,心跳依然极为剧烈。

    相邻房间的电视屏幕映入眼帘,画面上仍呈现“GAME 0VER”的字样。

    “为什么……”她开口问道,“你应该还有很多别的工作可以做啊。”

    “我只是卖我能卖的东西。”

    “能卖的东西……唉!”奈美江站起来,边走边摇头,“我不懂,我果然已经是欧巴桑了。”

    正当她经过餐桌、往玄关走的时候——“大姐。”他叫住她。

    奈美江正准备穿鞋的脚悬在半空,她维持这个姿势直接回头。

    “有件好玩的事,要不要加入?”

    “好玩的事?”

    “对,”他点头,“卖能卖的东西。”

 

  

「ビール、もらってもいい?」奈美江は訊いた。

 勝手にしろ、というように彼は顎をしゃくった。彼女は彼の向かい側に座ると、缶ビールの蓋を開け、ごくりと飲んだ。

「あなた、ここに住んでるの?」

 彼は無言で弁当を食べ続けている。

「御両親とは一緒に住まないの?」彼女はさらに訊いた。

「急に質問責めやな」彼は鼻で笑った。答える気はなさそうだ。

「何のためにあんなバイトをしてるの? お金が目的?」

「ほかに何がある?」

「あなたはセックスしないの?」

「必要な時には参加する。今日も、もしおねえさんが帰らへんかったら、俺が相手をしてた」

「あたしみたいなおばさんとしなくて済んで助かった?」

「収入が減ってがっかりや」

「生意気。どうせ子供の遊びのくせに」

「何やて?」リョウがじろりと睨んできた。「もう一回いうてみい」

 奈美江は唾を飲み込んだ。予期しなかった凄みが彼の目に宿っている。しかしそれに気圧《けお》されたように思われるは癪《しゃく》だった。

「奥様方の玩具《おもちゃ》になって喜んでるだけでしょ。相手を満足させる前に出しちゃったりするんじゃないの」彼女はいった。

 リョウは答えず、ビールを飲んだ。だがその缶をテーブルに置いたと思った瞬間、彼は立ち上がり、獣のような素早さで彼女に飛びかかってきた。

「やめてっ、何するのよ」

 奈美江は和室まで引きずられ、そのまま倒された。畳に背中を打ち、一瞬息ができなくなった。

 次に起き上がろうとした時、再び彼が襲ってきた。すでにジーンズのジッパーは下ろされている。

「出してみろよ」奈美江の顔を両手で挟み、ペニスをその前に突き出しながら彼はいった。「手でも口でも使《つこ》てみい。下の口を使《つこ》てもええぞ。すぐに出ると思てるんやろ? そしたら出してみろよ」

 彼のペニスはみるみるうちに勃起し、脈動を始めた。血管が浮いているのがわかる。奈美江は両手で彼の太股を押し、同時に顔をそむけようとした。

「どないした。子供のちんぽにびびってるんか」

 奈美江は目を閉じ、呻《うめ》くようにいった。「やめて……ごめんなさい」

 数秒後、彼女は身体を突き飛ばされていた。見上げると、彼がジッパーを上げながらダイニングテーブルに戻るところだった。椅子に座り、さっきと同じように弁当を食べ始めた。箸の動きに苛立ちが表れていた。

 奈美江は息を整え、乱れた髪を後ろに撫《な》でつけた。鼓動は依然として激しい。

 隣の部屋に置いてある例のテレビ画面が目に入った。『GAME OVER』の文字が表示されたままだ。

「どうして……」彼女は口を開いた。「ほかにいくらでもバイトはあると思うのに」

「俺は単に、売れるものを売ってるだけや」

「売れるもの……ね」奈美江は立ち上がり、歩きだした。歩きながら頭を振った。「あたしにはわからないな。やっぱり、もうおばさんね」

 テーブルの前を通り過ぎ、玄関に向かおうとした時だった。

「おねえさん」彼が声をかけてきた。

 奈美江は靴を履こうと片足を浮かせていた。その姿勢のまま振り返った。

「面白い話がある。一口乗れへんか」

「面白い話?」

「ああ」彼は頷いた。「売れるはずのものを売る話や」

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