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【双语阅读】【恋空】第十七回

时间:2011-04-27 15:34:26  来源:可可日语  作者:Anna

在日本的这部叫做【恋空】的手机小说
这是一部感动1200万人的小说。

2006年10月7日,【恋空】正式出版,一个月内就卖出了一百万部,在当年度的文艺类书籍销量榜上位列第三。手机小说竟然挤入排行榜,与名作家的书分庭抗礼,这给日本出版界带来了重重一击。目前,【恋空】的销量已经打破140万,它成了社会的一大热点,被看作是改变小说界传统运作模式的传奇作品。

今天我们将继续阅读【恋空】。

第一页  日语原文
第二页 中文翻译作品

【日语原文】

 

夜中の二時。


いつもなら 寝ている時間。
居間から聞こえる話し声で目が覚めた。 お父さんとお母さん
こんな夜中に 何話してるの??

そっと 居間のドアを開く。

!?!? ヒロがいる。

夢…?

ほっぺをつねってみた。痛い。 夢じゃない。

明るい茶髪も黒く染められていて、 いつも耳にたくさんつけているシルバーピ アスは一つもない。

だけどあの後ろ姿は… ヒロだ。

なんでこんな夜中 にヒロがいるの?

ヒロは正座をして

お父さんとお母さんに向かって頭を下げて いる。

「お願いします」 三人の会話に
そっと耳をすませた。

「反対だ。」 厳しい顔で答える
お父さん。

「必ず幸せにします。産んで欲しいんです」

「毎日来ても、反対の気持ちは変わらない」

「本気です。頑張って働くのでお願いしま す…」

お母さんが頭を下げるヒロを見て 困った顔をしている。

お父さんは変わらず 厳しい表情。

「今美嘉に学校やめさせるわけにはいかな い。弘樹君の親もそうだろう」

「明日もあさってもいいって言われるまで 俺は毎日ここに来ます」

走って部屋に戻り、 ベッドに飛び込んだ。

ヒロは… ヒロは毎日家に来て赤ちゃんを産むことを お父さんとお母さんに頼んでくれてたん だ。
だから連絡する暇なかったの??

人に頭下げるのが大嫌いなヒロが、 ピアスをはずして髪も黒くして… お願いしてた。

寝ながらお腹に両手を当てて 強く強く誓う。

「絶対ヒロとの赤ちゃん産んでみせるよ…」

しばらくたって、 玄関からドアが開く音が聞こえた。
「おじゃましました」 ヒロが
家を出たみたい。

窓の外には、 ヒロの後ろ姿が見える。
「…ヒロー!!」 窓を開けて大声で叫ぶとヒロは振り返り手
を振りながら窓のほうに向かって走ってき た。

「調子大丈夫か?連絡できなくてごめん な」

白い息を吐きながら 心配するヒロ。
「髪染めたの??」 ヒロの黒髪に
手を伸ばす。

「あぁ~イメチェン。似合うか?」

「似合うよ!ヒロ、なんでここにいる の??」

本当は知っている。 だけどわざと知らないフリをしてみた。

「この近くにダチいるから。今そいつと遊 んでた…偶然だな」

ヒロの嘘つき。 全部知ってるんだから…

外に出て 今すぐヒロを抱きしめてあげたいよ。

ヒロは美嘉が寂しくないようにとずっと窓 ごしで話をしてくれた。

ヒロの頭の上に 雪が積もり始める…。

「頭に雪積もってるよ~!!」

「いい男がだいなしだ~なんてな」

ねぇヒロ 気付いてる?

今すごく悲しい顔して 笑ってるよ…。

「お前ほっぺ赤いぞ。体冷やすなよ?」
「ヒロのほうが赤いよっ!!」 ヒロのほっぺに
そっと両手を当てた。
「お前の手あったけぇ」

ヒロは美嘉の両手を取り手の平をじっと見 つめている。

「…どうしたの??」

「ちっちぇ~手だな。俺の手の半分くらい じゃねぇ?こんなちっちぇ~手で母親にな れるんだからすげぇよな。美嘉ならいい母 親になれるな!」

そう言ったヒロの顔が なぜかすごく大人びて見えた。

今まで 見たことのない表情。

これから美嘉はお母さんになり、 ヒロはお父さんになるんだね。

 

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