各地の気温や降水量などの平均的な値を示す「平年値（へいねんち）」が今月、１０年ぶりに更新されることになり、地球温暖化の影響などを反映して気温の値は全国的に上昇しています。

        NHK新闻报：反映各地气温降水值的平均值每十年更新一次，这个月做了更新，全日本气温的上升表明了全球变暖的趋势。

   「平年値」は、毎日の気温や降水量、積雪、それに日照時間などの平均的な値で、気象庁は過去３０年間の観測データに基づいて１０年に一度、見直しています。ことしは平年値を更新する年に当たり、気象庁は、１９８１年から去年までのデータで改めて計算した値を公表しました。

        平均值是，气象厅以每天的气温，降水，积雪，还有日照时间等的平均值为基础，柑橘过去30年的观测数据，十年做一次更新的数据。日本今年所做的更新是根据1981年到去年的数据重新计算统计的结果。

    それによりますと、年間の平均気温は従来の平年値に比べて各地とも上昇し、▽高松市で０度５分、▽札幌市や大阪市、それに福岡市などで０度４分高くなったほか、地域別でも▽東日本と西日本で０度３分、▽北日本と沖縄・奄美で０度２分、それぞれ高くなりました。また、サクラの開花は全国のほぼすべての地点で、これまでより１日から３日早くなりました。これらは地球温暖化や、都市部の気温が下がりにくくなるヒートアイランド現象の影響が反映しているとみられています。一方、年間の降雪量は、近年の暖冬の傾向を反映して、北日本と北陸、それに西日本の日本海側を中心に１０パーセントから２０パーセント程度少なくなっています。気象庁は「平年値が変わることで、気温などを平年と比較した場合の表現は、より実感に近づくのではないか」と話しています。新しい平年値の運用は今月１８日から始まります。

        数据显示新的气温数据表明各地平均气温比往年都有增加。高松市0度5分，札幌，大阪，福冈市0度4分，此外，按地域划分，东日本和西日本增加0度3分，北日本和冲绳，龙美等地增加0度2分，相继都有增加。各地的樱花开放时间也比以前提前了1到3天。这些数据集中反映了全球变暖和城市热岛现象的加剧。另外一方面，降雪量反映了今年冬天越来越暖和的趋势，北日本和北部陆地，还有西日本地区的沿海为中心的地带，降雪量有百分之十到百分之二十的不同程度的减少。气象厅发表声明，以新的平均值，做出气温等的和往年比较的具体数据，这样是不是更加能让大家意识到问题的发展呢。新的平均值将在本月18号正式运用。