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双语阅读:【日本经典小说连载】东京塔(12)

时间:2011-12-23 14:54:15  来源:可可日语  作者:dodofly

     东京塔这部小说从“我”一点点长大,一直写到“我”目送着母亲因病去世,各种生活细节每每令人感同身受,因而赚取了读者大把的眼泪,也当之无愧地成了哭泣小说的首席代表。

Ⅰ(12)

   各地に石仏を拝みに歩き、それを絵に描いた。折りしもインドブームと重なって、更に放浪は続きスケッチを量産。インド移住を目論見ながら、仲間と同人誌を作りつつ酩酊。精神世界を語りながら瞑想。恐らく、そのふたつを日夜繰り返し、立派な東京のダメな人が完成しつつあるところに、おじちゃんの訃報。

  結局、オトンは九州に強制送還されることになった。

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 そして、地元に戻るとオトンは新聞社に就職した。おじちゃん関係のコネである。しかし、いくらコネとはいえ、この経歴、あの素行をして新聞社にねじ込めるとは、昭和のコネは利きがいい。

 都では散々遊興に耽り、怠惰に暮らしてまいりました。家族両親親戚一同も年を取り、病も抱えております。わたくしも、気が付けば二十代も中頃にさしかかりまして、故あって故郷小倉、またこの土地に舞い戻ってまいりましたところ、関係各位の皆々様の多大なる御配慮を頂戴いたしまして、この度、新聞社に就職させて頂くことになりました。これからは皆々様の御厚意に報いますよう、性根を入れ換え、煩悩を振り払い、石の上にも三年、五年、十年と骨身を惜しまず滅私(めっし)奉公。不惜身命(ふしゃくしんみょう)。生涯、働き抜く所在でございます。

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