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每日阅读(8.24):記録的な寒さ

时间:2008-08-24 09:13:34  来源:本站原创  作者:Echo

「三八(さんぱち)豪雪」と呼ばれる歴史的な雪害がある。昭和38年、1963年の1月、北陸など日本海側で記録的な大雪が降り続き、交通がマヒした。

       曾有过一场被称为“三八豪雪”的历史性大雪灾。昭和38年,1963年1月,北陆等日本海沿海地区持续下着破记录的大雪,交通也被中断。

 

 当時、金沢大学の教官だった作家、古井由吉さんは、雪下ろしでの「際限もない反復」作業を小説「雪の下の蟹」に書いている。「全身が快く汗ばんでいる。久しぶりのことだった。血行が健やかになってゆき、神経がやさしい獣のようにまどろんでいた」(筑摩現代文学大系)。

ゆき‐おろし【雪下ろし】

1 屋根の上に積もった雪をかき落とすこと。《季 冬》「―屋根をゆるがすことのあり/年尾」

2 雪とともに山から吹きおろしてくる風。《季 冬》「暁やほだ焼(た)きそへる―/暁台」

あせ‐ば・む【汗ばむ】 [動マ五(四)]

汗がにじみ出てからだがじっとりする。「―・むほどの陽気」「―・んだ額」《季 夏》「ほのかなる少女の髭(ひげ)の―・める/誓子」

けっ‐こう〔‐カウ〕【血行】

血液が体内を循環すること。血のめぐり。「―をよくする」

ま‐どろ・む【微=睡む】  [動マ五(四)]

1 少しの間うとうとする。「しばし―・む」

2 眠る。寝入る。

「まだ夜深さうな程に、―・まう」〈虎明狂・鍋八撥〉

       当时,作家古井由吉先生就职于金泽大学的教官,他在小说《雪下蟹》中写到自己打扫屋顶上积雪时反复做的工作。“全身都在出汗,感觉很好。很久没有这种感觉了。血脉慢慢变得畅通,神经像驯服的小兽一般微憩着放松开来。”(《筑摩现代文学大系》)

 

 雪下ろしが「私」に解放感をもたらすという印象的な場面だが、現実の世界での作業は重く厳しい。時には人の命が失われるほどだ。暮れから日本列島の各地で、雪の記録が更新されている。106地点で、12月の積雪記録を書き換えたという。鹿児島は88年ぶりで、世界自然遺産に登録されている屋久島の縄文杉の枝が雪の重みで折れた。

       这一场面给人印象很深刻,像是扫雪给“我”带来了一种解放感,但事实上扫雪这一工作是很繁重严酷的。有时甚至将威胁到人的生命。从傍晚开始,日本列岛各地都将更新积雪记录。据说106处地方将改换新记录。鹿儿岛在事隔88年后,记载于世界自然遗产的屋久岛上的绳文杉的枝头再次被积雪压断。

 

 寒さの方も記録的だ。12月の気温は、北日本と沖縄を除く各地で1946年に地域の平均気温の統計を取り始めてから最も低かった。

       严寒亦再创了新记录。自1946年开始统计各地平均气温起,日本除了北日本和冲绳,其它各地今年12月的平均温度均达到最低值。

 

 この寒さが今後どうなるのかは分からない。しかし猛暑の夏と酷寒の冬が、これ以上幅を利かすようなら、日本のくっきりと分かれた四季が「二季」になりはしないだろうか。春と秋という穏やかな季節が、強烈な夏と冬にのみ込まれなければいいのだが。

       这一低气温今后将如何发展暂时无法得知。但如果酷夏及严冬再这样加大幅度的话,恐怕日本的“四季鲜明”将有演变为“两季”的危险。只希望春秋这两个温和稳静的季节不会被猛烈的夏冬所吞噬就好。

 

 この冬の大雪の影響は新聞社にも及んでいる。出来る限り、いつも通りに新聞をお届けしようと、原稿の締め切り時間を通常より繰り上げて、印刷や発送にかかっている。窓の外に雪はないが、雪の国を思いながら執筆する昨今だ。

       今年冬天的大雪也影响到了报社。为了尽可能让报纸和往常一样正常发行,报社提前了截稿时间,以保证印刷和发送正常运行。窗外尚没有雪,笔者一边想象着雪国的样貌,一边执笔写下最近的情景。

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