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每日阅读(8.18):何事もない暮れ

时间:2008-08-18 08:59:55  来源:本站原创  作者:Echo

今年も、残りわずかとなった。一枚だけになった古いカレンダーを見やりながら、新しいものを用意する。まだ見ぬ白い時間というような不思議な魅力が、来年のカレンダーにはある。

       今年剩下的时间已不多了。笔者凝视着眼前旧日历的最后一枚纸张,同时也开始准备新的日历了。明年的日历中,隐蕴着尚看不见的时间那不可思议的魅力。

 

 JR東日本のカレンダーをめくってみた。1月の暦の上の写真は、広い雪原の向こうを列車が行く風景だ。かなたに雪を頂く山があって、厳しくも美しい北国の冬の写真だが、その列車の説明に「羽越本線 いなほ」とある。山形県での脱線転覆事故で、思いも寄らない巡り合わせになってしまった。

巡り合わせ:自然にめぐってくる運命。まわりあわせ。「不思議な―」「―が悪い」

       翻开JR东日本的日历,一月号上的照片是一辆列车开往远方广袤的雪原的风景。远方是顶着积雪的高山,照片本是要表现冷艳的北国之冬,但这辆列车的说明上写着“羽越本线 稻穗号”。真是与山形县脱轨翻车事故形成了意想不到的巧合。

 

 痛ましい事故の現場では、昨日も捜索が続いた。改めて、犠牲者のご冥福を祈りたい。JRは事故が防げなかった原因を一日も早く究明し、再発防止の手を打ってほしい。

       昨天,在惨不忍睹的事故现场,搜索仍在继续。笔者在此为牺牲者们重新祈求冥福。并希望尽早查明JR没能防止事故的原因,尽快采取措施以防同样的惨剧再次发生。

 

 大きな街の駅では、ふるさとに向かう帰省客や家族連れが目立ってきた。ふるさとの山や海は、遠くに暮らす人に呼びかけてくるようなところがある。暮れには、それが強まる。

       各大街道的车站上,回乡者及他们所带着的家人很是引人注目。仿佛是家乡的山与海在呼唤着远方的游子。到了年末,呼声更大了。

 

 「海なりは/こうも 聞こえるのだ/そうら/まめで暮らしているか/もう そろそろ帰って来いよ。ってな。/不思議だというか」(『竹内瑛二郎詩集 海潮』秋田豆ほんこ)。竹内氏は、1904年に秋田市の港近くに生まれ、地元で長く教職にあった。

まめ【忠=実・▽実】

1 労苦をいとわず物事にはげむこと。また、そのさま。勤勉。「―に帳簿をつける」「若いのに―な人だ」「筆―」

2 からだのじょうぶなこと。また、そのさま。健康。たっしゃ。「―で暮らしております」「―なのが何より」

       “大海的呼唤/在这儿也能聆听到/它问 生活可还好/早点回来吧/真是不可思议啊”(《竹内瑛二郎诗集 海潮》秋田豆ほんこ)竹内先生于1904年出生于秋田市港口附近,曾在当地教过很长一段时间的书。

 

 子どもたちをうたった詩からは、教室での様子が目の前に浮かんでくる。「きょうもまた/せんせいといってくれるか/おう おう/子どもらよ」。この一年、地上の様々なところで多くの命が散らされた。何事もないことは何でもないことではなく、尊いことなのだと、思い知らされる暮れである。

       听到孩童时代咏唱的诗歌,笔者眼前又浮现出教室的样子。“今天又/跟老师好好说话了不/噢 噢/孩子们啊”这一年来,各地都失去了不少生命。这个年末让自己认识到,平安无事并非什么都没有,而已是最宝贵的财富了。

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