照れくさくて、なかなか伝えられない夫への感謝の気持ちを妻が大声で叫ぶ催しが、東京·大手町のオフィス街で開かれ、「お母さんになっても、変わらず愛してくれてありがとう」などと叫びました。

群馬県嬬恋村のキャベツ畑では、夫が妻に愛を叫ぶ催しが毎年開かれていますが、ことしは、妻だって愛を叫びたいという要望が多かったことから、オフィス街で働く男性が多い東京·大手町で初めて開かれました。

会場には１６人の女性が集まり、「お母さんになっても、変わらず愛してくれてありがとう」などと、日頃、照れくさくて夫になかなか伝えられない感謝の気持ちを叫びました。

主催したグループの１人で、群馬県嬬恋村の観光商工課の久保宗之さんは「ことしは震災の影響を受けて家族の絆が深まっているせいか、妻が叫びたいという声が多かった。なかなか伝えられないことばを口にする機会にしてほしい」と話していました。