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日文版世界童话:三个纺织姑娘

时间:2012-02-07 17:00:01  来源:可可日语  作者:ookami

               三人の糸紡ぎ女

   昔々(むかしむかし)、ある所(ところ)に、とても怠(なま)け者(もの)の娘(むすめ)がいました。

   娘(むすめ)は糸紡(いとつむ)ぎが大嫌(だいきら)いです。

   ある日(ひ)、お母(かあ)さんがむりやり糸紡(いとつむ)ぎをさせようとすると、娘(むすめ)は大(おお)声で泣(な)き出(だ)しました。

   そのとき、この国(くに)の女王(じょおう)さまが娘(むすめ)の家(いえ)の前(まえ)を通(とお)りかかりました。

   そして、女王様(じょおうさま)が尋(たず)ねました。

「どうして、この娘(むすめ)は泣(な)いているのですか?」

   お母(かあ)さんは、娘(むすめ)が怠(なま)けものなのを恥(は)ずかしく思(おも)い、「は、。この子(こ)は糸紡(いとつむ)ぎが大好(だいず)きで、いつも糸紡(いとつむ)ぎを止(や)めさせようとすると泣(な)くのです。」と、反対(はんたい)のことを言(い)ってごまかしました。

   すると女王様(じょおうさま)は、

「そんなに働(はたら)き者(もの)とは、感心(かんしん)な娘(むすめ)ですね。よろしい。白(しろ)へ連(つ)れて行(い)って、好(す)きなだけ糸紡(いとつむ)ぎをさせてあげましょう。」と、娘(むすめ)をお城(しろ)に連(つ)れて行(い)ったのです。

   女王様(じょおうさま)は、娘(むすめ)を糸紡(いとつむ)ぎ部屋(へや)に連(つ)れて行(い)くと、言(い)いました。

「ここには三(みっ)つの部屋(へや)があります。この三(み)つの部屋(へや)いっぱいのアサを全部紡(ぜんぶつむ)いだら、おうじと結婚(けっこん)させてあげましょう。」

(そ、そんなのできない。三百年(さんびゃくねん)かかっても無理(むり)だわ。)

   一人残(ひとりのこ)されて娘(むすめ)が泣(な)いていると、どこからか、三人(さんにん)の不思議(ふしぎ)な女(おんな)の人たちが現(あらわ)れました。

   一人(ひとり)は平(ひら)べったい大(おお)きな足(あし)。

   一人(ひとり)はあごの下(した)まで垂(た)れ下(さ)がった長(なが)い唇(くちびる)。

   残(のこ)りの一人(ひとり)は、バナナほどの大(おお)きな親指(おやゆび)をしていました。

   三人(さんにん)は娘(むすめ)に言(い)いました。

「お前(まえ)を助(たす)けてあげよう。王子(おうじ)との結婚式(けっこんしき)に私(わたし)たち三人(さんにん)を、お前(まえ)のおばとして呼(よ)んでくれるならね。」

「ええ、約束(やくそく)するわ。」と、娘(むすめ)が言(い)うと、三人(さんにん)はすぐに糸(いと)を紡(つむ)ぎ始(はじ)めました。

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