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日语一级阅读测试10(有答案)

时间:2008-02-22 22:39:39  来源:本站原创  作者:Echo收藏  [网页划词已启用]

実践練習・3  

次の文章を読んで,後の問に答えなさい。答えは、1・2・3・4から最も適当なものを一つ選びなさい。

 どこの家でもそうだと思うが、母親というのはやけに物持ちがよくて、ときどきあっと驚かされることがある。二十年も前のカーデイガンを今でも着ていたり、三十年も前に使っていたカーテンを未だに押入の奥にしまっていたり・・・・・・中でも自分の子供に関係する類のものは、今や何の役にもたたないと分かっていながら、(注1)後生大事にとってある。

 むろん、①ぼくの母親も例外ではない。つい先日も、押し入れの奥から②驚くべきものを出してきて、ぼくをあっと言わせた。そのときぼくは母親と差し向かいで、お茶を飲みながら昔の話しに花を咲かせていた。大学時代のぼくが、③海のものとも山のものともつかないのに。いつもシコシコ原稿を書いていたという話題になったとき、母親は急に何か思いついたような顔をして、「そういえばあなたの・・・・・・あれは何、カードみたいなものが一杯あるけど」てなことを言った。何のカードなのかぼく自身にも全然わからなかったので、ちょっと見せてくれと頼んだところ、押入れの奥からに風呂敷に包んだ五百枚近いカードを出してきたのである。

 一目見て、ぼくはそれが何であるのかを思い出し、声を上げそうなほど驚いた。それはぼくが十九歳から二十歳にかけての約一年半、勉強のつもりで記していた日記のようなカードである。(注2)俗に“京大式カード”と呼ばれるもので、裏は真っ白、表には何本かの罫線読書カードが引いてあるだけのシンプルなカードである。当時のぼくはこれを使って、まず個人的な読書カードを作り始めた。短篇小説を一篇読んでは、一枚の京大式カードに読後感を記していたのである。半年もしない内にカードはかなりの枚数になり、段段面白くなってきたので、今度は自分なりの小説論とか、自分の書いている小説の欠点、あるいは(注3)徒然に思うことなどをここに記すようになった。

 十数年を経た今、このカードを改めて読んでみると、その勤勉さ、④その暗い情熱には頭の下がるものがある。二十歳のぼくが本当に心から、何が何でも小説家になりたいと願っていたことが、よく分かる。(中略)

 ぼくは、⑤二十歳の原点に還るべく、再び京大式カードをつけてみようかと考えている。

注1 後生大事: 大事にすること
注2 俗に:   一般に
注3 徒然に:  自分の思うままに
 
問1①「ぼくの母親も例外ではない」とはここではどのようなことか。
1)ぼくの母も物持ちがよいこと
2)ぼくの母親も押入れの奥から驚くべきものを出してくること  
3)ぼくの母親もよく人を驚かすということ
4)ぼくの母親もよく昔の話しに花を咲かせること

問2②「驚くべきものを出してきて」とあるが、それは何のことか。
1)筆者の書いた原稿
2)筆者の書いたカード
3)筆者の書いた日記帳
4)筆者の書いた小説

問3③「海外のものとも山のものともつかない」とはここではどのようなことか。
1)筆者が、小説家になるかどうかわからないということ
2)筆者が、休みなのにどこにも遊びに行かないと言うこと
3)その原稿が、売れるかどうかもわからないということ
4)筆者が、小説家になる才能があまりないこと

問4④「その暗い情熱」とあるが、何に対する情熱か。
1)読書カードを作ることに対する情熱
2)小説を読むことに対する情熱
3)まじめに勉強することに対する情熱
4)小説家になることに対する情熱  

問5⑤「二十歳の原点に還る」とはここではどういうことか。
1)京大式カードに、小説の読後感を書くこと
2)小説をたくさん書くこと
3)目的に向かって勤勉に情熱を注ぐこと
4)若さを失わないように努力すること

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